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FF9のプレイヤーキャラ+αについての語りが、ようやくまとまったので、投稿しておきます。
今日は、ジタンとビビについて。
そんな深くはないと思いますが、割と主観的な語りなので、
好き嫌いがあると思いますので、追記にたたみます。
◆ジタン
主人公補正込みとはいえ、驚異のコミュニケーション力の持ち主。
弱冠16才にして、リーダーシップを取れる才覚があり、いつも前に向かって思い切りよく行動する子。
子どもや女性へのフォローもばっちり。年上でも目上でもぶれずにタメ口。
でもそんな彼には、とんでもない出生の秘密があったわけですが。
自分の存在そのものが悪なんじゃないかと深く苦しむわけで。
でも、それは弟分のビビがかつてたどってきた道でもあり。
結局、それまでジタンが培ってきた絆が、彼自身を救うわけです。
一緒に旅をして戦ってきた7人。彼らだけでなく、タンタラスやシド大公、
旅で出会った多くの人たちとの様々なつながりが、
彼に今まで通りみんなの中で生きる勇気をくれたんじゃないかな。
そして、最後には、敵にも手をさしのべられるようになるわけですね…
盗賊とは言うものの、貧弱さはみじんもなくて、本当、使い勝手のいい軽戦士。
ずっとパーティにいてレベルが高くなりがちで、装備品もいいので、いつだって前線で活躍できます。
しかし、ボス戦での一番大事な仕事は、「ぬすむ」(爆笑)。
さらに、秘技の「盗賊のあかし」を使えるものにするため、ザコ戦でも盗んでばっかり。
ところで彼は自分で「女の子にモテる」と言ってますが、
たぶんそれって、酒場のおねーさんたちには受けがいいってことじゃないかな、と。
割と気が利いて、スマートな振る舞いができて、しつこくないんだろうから
そういう人って、酒場の客としては上客だと思います。
でも、それと恋愛的な意味のモテとはまた別問題で(笑)
◆ビビ
ちっちゃい、かーいい男の子。真面目で健気で、ちょっと恐がりだけど、
要は、母性本能くすぐりまくりな子です。
ジタンとは、色々な意味で対照的な子。
お芝居が好きで何とかしてアレクサンドリアに劇を見に来ていたところ、
ジタンたちタンタラスが企てた王女誘拐事件に巻き込まれ、
成り行きで姫さま救出に駆り出され、そのまま冒険の旅に出ることになっちゃいます。
自分がほかの人とはどこか違うことを強く自覚していて、
後に明らかになる黒魔道士兵の存在から、
ひょっとしたら自分も人類の敵かもしれないという不安にさいなまれ…
それでも、今を生きるということに一所懸命でした。
ジタンは兄貴分、姫さま=ティーナはやさしいおねえちゃん、
スタイナーのおじちゃんはいつでもやさしいおじちゃんです。
任意イベントですが、ビビは育ての親クワンにこんなことを伝えられます。
独りで生きるなら、死ねば全てが終わる。
しかし、自分のことを語り継いでくれる誰かが後に残るなら、
その人はいつまでも生き続けることができる…。
このメッセージが、ビビが生き抜くための希望になり、
生きるための指針になったのでは、と思います…。
ボス戦でジタンが盗んでいる間に「ためる」をして知力をあげ、
満を持して放つ黒魔法はまさに攻撃の要。
通常戦闘でも、モンスターの弱点に応じて魔法を使い分ければ、戦士たちに劣らぬ活躍をします。
最終盤、他のメンバーが効率よくカンストダメージを出すようになるとちょっと見劣りするかもですが、
風・水属性吸収できる八角棒を装備できるビビは、守備的な意味でもボス戦に欠かせないです。